ジャニーズ事務所所属で関西ジャニーズ初の男性デュオ kinki kids が、7月21日CDデビュー25周年を迎えました!
数々の思い出に残る曲を世に送り出してきた2人ですが、中でもCD売り上げランキング BEST-5をご紹介!ど~ぞ~!
5位 ジェットコースター・ロマンス
- 3枚目のシングル。1998年04月22日に8cmCDで発売
- 作詞 松本隆 作曲 山下達郎
- 週間1位(オリコン)
- 1998年5月度月間4位(オリコン)
- 1998年度年間18位(オリコン)

んっ?
8cmCDって何?


別名「シングル・CD」懐かしい!
レコード時代で言う「A面・B面」の2曲が入ったものだったな~
2人が出演のANA『’98パラダイス沖縄』キャンペーンCMソング。
当初は、デビュー曲にリストアップされていました。しかし山下達郎自身が「この曲ではミリオンいかない」と納得せず見送られました。
まさに、夏ソング全開の疾走感あふれる歌詞と曲調で、今聞いても夏のワクワク感を感じ取れます!
8cmシングルはなぜ生まれ、なぜ消えたのか・・・
90年代のシングルCDでよく見た細長いジャケットに小さいディスク、いわゆる”8cmシングル”。当時は当たり前のように流通していましたが、普通のCDのサイズである12cmのものも当時から流通していました。では、なぜ”8cmシングル”が存在し、姿を消したのでしょうか。
これには諸説ありますが、一般的に言われているものとしては、”8cmシングル”は販売店のレコードのドーナツ盤の陳列棚への収まりがよかったからと言われています。レコードのドーナツ盤は直径17cmで”8cmシングル”を二枚並べた大きさとほぼ同じになるため、販売店は特に新しい棚を設置しなくても、レコードの棚をそのまま使ってレコードとCDを一緒に販売できた。
そのため、販売店は積極的に”8cmシングル”を仕入れたようです。
しかし、音楽ソフトの主流がレコードからCDに変わると、今度は12cmCDの方がアルバムとシングルを同じ棚に並べられるので、12cmの方が都合が良くなって来たと言われています。また、”8cmシングル”は再生上の不安定さや製作時のコスト面の問題等もあり、だんだんと姿を消したと言われています。”8cmシングル”はレコードからCDへの切り替わりの際に大きな役目を果たし、その役目をまっとうしてひっそりと姿を消していきました。
https://selection.music.dmkt-sp.jp/feed/10002466
もし”8cmシングル”がなければ、日本でCDが主流になる時代はもう少し遅れていたかもしれず、90年代のJ-POP全盛期も来ていなかったかもしれません。そんなこともぼんやりと考えてみながら、”8cmシングル”が生み出した名曲を楽しんでみてはいかがでしょうか。
4位 フラワー
- 7枚目のシングル。1999年05月26日に8cmCDで発売。
- 作詞 HΛL 作曲 HΛL・音妃(1996年から活動しているの音楽ユニット、サウンドクリエイターチーム)
- 週間1位(オリコン)
- 1999年6月度月間1位(オリコン)
- 1999年7月度月間5位(オリコン)
- 1999年度年間10位(オリコン)
2人が出演のANA『’99パラダイス沖縄』キャンペーンCMソング。
これも夏を意識した軽快なポップソングです。自分に向けた「元気ソング」歌詞が秀逸です。
3位 全部だきしめて/青の時代
- 4枚目のシングル。1998年07月29日に8cmCDで発売。
- 作詞 康珍化 作曲 吉田拓郎
- 週間1位(4週連続、オリコン)
- 1998年8月度月間1位(オリコン)
- 1998年9月度月間4位(オリコン)
- 1998年10月度月間19位(オリコン)
- 1998年度年間10位(オリコン)
吉田拓郎にとっては、提供曲として初のミリオンセラーを獲得したものです。
個人的には、入りの ギターフレーズ が、カッコよくて好きです。
キンキ、拓郎司会のフジテレビ系列『LOVE LOVEあいしてる』のテーマ曲でもあります。
思い返すと、豪華なアーティスト達が繰り出す音楽とトーク、ぜいたくな音楽番組でした。

光一君と剛君が、この番組でギター習っていくコーナーがあったな~

2人が音楽的にも、大きく成長した番組だって言われているよね
2位 愛されるより 愛したい
- 2枚目のシングル。1997年11月12日に8cmCDで発売。
- 作詞 森浩美 作曲 馬飼野 康二
- 週間1位(2回2週連続・通算4週、オリコン)
- 1997年11月度月間3位(オリコン)
- 1997年12月度月間1位(オリコン)
- 1998年1月度月間5位(オリコン)
- 1997年度年間59位(オリコン)
- 1998年度年間8位(オリコン)
- オリコン歴代シングルランキング59位
堂本剛・堂本光一主演の日本テレビ系土曜グランド劇場『僕らの勇気 未満都市』主題歌
しっとりとした、大人感あふれる詩と曲調です。
1位 硝子の少年
- デビュー曲。1997年7月21日に8cmCDで発売。
- 作詞 松本隆 作曲 山下達郎
- 週間1位(3週連続、オリコン)
- 1997年7月度月間5位(オリコン)
- 1997年8月度月間1位(オリコン)
- 1997年9月度月間3位(オリコン)
- 1997年10月度月間14位(オリコン)
- 1997年度年間2位(オリコン)
- オリコン歴代シングルランキング41位
ジャニーズ事務所社長(故)ジャニー喜多川から「初登場1位・ミリオンセールス」が必要最低条件だと提示され、松本、山下ともに相当なプレッシャーを感じたとのことです。
当初は、「ジェットコースター・ロマンス」が候補でしたが、山下が「あと1週間待ってくれ」と言ってこの曲を作り上げてきました。
周囲からは、「暗い」「古臭い」「踊れない」と散々の評価でした。これまでのジャニーズの系譜と、明らかに色の変わる曲調だったからです。
それでも山下は、キンキの2人がこれまでのジャニーズとは違った『濡れた声』を放つ歌唱を感じ取っていました。
そして山下は、キンキの2人にこう言って曲を託したました。『大丈夫だよ。あなたたちが40歳になっても歌える曲だから』

25周年の今年。未だに色あせることなく聞ける曲だね!

稀代のメロディーメーカー!
プロデューサーとしても一流ネ💖
まとめ
デビュー当初は、関西弁の オモロイ兄ちゃん だなという感じでしたが、彼ら2人の奇跡の出会い。パフォーマーとしての才能と努力。そして、素晴らしいミュージシャン達とのめぐり合わせを経て、化学反応がバチバチに起こり、我々に素晴らしい曲を提供してくれて、元気や勇気を与えてくれました。
25周年本当におめでとうございます!これからの活躍にも大注目の2人の紹介でした!